メールの文章で女の「賢さ」を正しく読みとる

＜メールＡ＞

「今日もありがとう。愚痴だとは、思ってないからね。むしろ、
　本音を言ってくれてるから、おもしろいし、嬉しいです。
　元気出してね！応援してるから。おやすみなさい。」

＜メールＢ＞

「ハンドミキサーで材料を混ぜ合わせるように心と体もうまく
　混ぜ合わさればいいですよね。どういう意味で言っているのか
　理解されていますよね？夜になってエッチな話も多少は恥じらいなく
　できると思います。でも、話だけではなく実現させることができたら
　もっと楽しめる関係になれる予感もしています。」

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さて、問題です。

ＡとＢは、それぞれ別の女性が発信したメールです。
メールＡとメールＢを読み比べて、どちらのオンナの方が

　　　　　　　　　★　賢いオンナなのか　★


直感で判断して下さい。

　　　　　　　　　　・・・３，２，１，　スイッチ　オン！


ほぉ・・・やっぱり圧倒的にＢの方が賢いオンナという意見が多い。
それでは正解を見てみましょう。正解はこちらです。どうぞ！


　　正解は・・・・・

　　　　　★　＜メールＡ＞の方が、賢いオンナです　★

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（えぇ～っ？？？）

　　ちなみに、Ｂの方はオンナのメールではありませんでした。

　　　　　　　　　　（はぁ？そりゃ無いでしょう！紳助さん？）





あのですね。
余りにも整った文体のメールというのは、絶対に気をつけないと
いけません。

特に相手の女性が携帯メールを使っている場合は特にです。

女性は感覚と感情でメールをします。

だから文体が整っていなかったり、文章の脈絡が少しとれていない
ぐらいの方が、自然なのです。
ことに姫の場合、文章を書く仕事をしていたのでない限り、文章は
つたないモノしか書けません。


改めてＢを見て下さい。

ハンドミキサーで云々という比喩。（この場合「直喩法」です）
こういう見事な比喩は、メールでなかなか書けません。
そして、その比喩から見事なほどに話を展開させていって、
エッチの話につなげている。
そして表現も「もっと楽しめる関係になれる予感もしています」と
大変に冷静です。普通の女性ならば、もっと感情が入って
「もっと楽しめればいいなと思います」と書くでしょう。


はい！Ｂは出会いサイトのサクラが送ってきたメールです。


おおかた、男のスタッフが書いてますね。こういう文章はまず、
男の文章です。余りにも整いすぎです。
それに、案外オンナは比喩表現を好みません。

で、Ａのほう。

「むしろ」という副詞の使い方。
これが間違いなくしっかりと使えている。

その上、文の組み立てだってシンプルでわかりやすい。
シンプルに言いたいことを伝えられるというのは、かなり頭の
いいオンナでないとできません。
オンナは感情にまかせて、パパパッと書くのが普通なんです。

その上、句読点の使い方を見て下さい。

一つの言葉に対して一つずつ読点を打ってくる。
こういう文章は、言葉を選んで、考えて書かれています。
読点を打つごとに、自分で確認しながら書いた文章なのです。

だからますます、文章に無駄がなくなってくる。

そう考えると、このメールを打った姫のアタマは、なかなか賢い
のではないかと推測できるわけです。


（後日談になりますが、この姫はパソコンもそこそこできる姫だと
　言うことが判りました。やはりバカじゃなかったのです。）

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